カブスの外野手、鈴木誠也がバッティングケージに入りスイングを披露した。
文字通りの意味で。
来週の東京シリーズを前に、日本出身の鈴木は右打席に立ち、野球のバットではなく侍の刀を手にしていた。そして、その後に起こったことは、まさに予想通り… それ以上のものだった。
鈴木は軽くスイングを繰り返し、次々と野球ボールを斬り裂いた。ソーシャルメディアに投稿された短い動画の最後のスイングでは、ボールの半分がカブスのビデオグラファーの方へ転がっていった。しかし、鈴木が手にしていたのが侍の刀であることを考えると、当然の結果なのかもしれない。(ちなみに、鈴木はすべてのボールにコンタクトしており、いわゆる「空振り」はなかった。)
なお、鈴木は日本のスター選手の中で初めて侍の刀でバッティング練習をしたわけではない。伝説的なスラッガー王貞治も同じようなトレーニングをしていたことで知られている。そして、彼がプロ通算868本塁打という記録を打ち立てたことを考えれば、この型破りな練習法が決して悪い影響を及ぼしたわけではないと言えるだろう。
残念!?ながら、鈴木は3月18日に東京ドームで開幕する2025年シーズンのカブス対ドジャース戦では、通常のバットに戻さなければならない。果たして、「バットは刀よりも強し」となるのか、それは試合で明らかになるだろう。
テオ・デローサ:MLB.com記者
引用元:mlb.com