ボルピー、ドミンゲスがヤンキースの本塁打史に残る活躍

ヤンキース MLB ジェイソン・ドミンゲス

ニューヨーク — 終盤の反撃をあと1球で抑えられるところだったマーク・ライターJr.は、ナ・リーグ週間最優秀選手のエウヘニオ・スアレスに逆転満塁本塁打を浴び、これが決定打となって、ヤンキースは火曜日の夜、ヤンキー・スタジアムでダイヤモンドバックスに7対5で敗れた。

開幕シリーズでブリュワーズに3連勝し勢いに乗っていたヤンキースは、この試合でも8回までに2点のリードを保っていた。しかしティム・ヒルがヘラルド・ペルドモにタイムリーを許して1点差とされると、マウンドにはライターが送られた。

登板したライターは最初の2打者に連続四球を与えたものの、ジョシュ・ネイラーを三振に仕留めて一死満塁とした。スアレスにはカウント2-2まで追い込みながらも、スプリッターを左翼スタンドに運ばれ、アリゾナに逆転を許した。

スアレスは今季ここまで18打数5安打だが、その5本すべてが本塁打という驚異的な成績を残している。


ジェイソン・ドミンゲスとアンソニー・ボルピーが序盤に本塁打を放ち、ベン・ライスも終盤に一発を加えたヤンキースは、球団のシーズン最初の4試合で放った本塁打数でメジャーリーグ新記録を樹立した。開幕4試合で18本塁打を記録し、これまでの最多記録である2006年のタイガースの16本を上回った。

ここ数日リーグ内で話題となっている「トルピード」バットを使用している現役ヤンキースの5選手のうちの一人であるボルピーは、4回にコービン・バーンズから同点ソロを放った。これはボルピにとって今季3本目の本塁打だった。


トルピードバットには「まだ試してみたいとは思っていない」と語ったジェイソン・ドミンゲスは、3回にソロ本塁打を放ち、ヤンキースに先制点をもたらした。さらに4回、オズワルド・カブレラのゴロをジョシュ・ネイラーが悪送球し、ヤンキースは2点を追加。ベン・ライスは9回裏にソロ本塁打を放った。

ヤンキースの右腕ウィル・ウォーレンは、5回を投げて被安打わずか1、失点2という内容だった。その唯一のヒットはコービン・キャロルによる本塁打だった。ゲリット・コール、ルイス・ヒル、クラーク・シュミットといった先発陣の春季キャンプ中の故障により、シーズンを第4先発として迎えたウォーレンは、四球4、奪三振4の投球を見せた。

ブライアン・ホック:MLB.comヤンキース担当
引用元:mlb.com

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