1月8日: カージナルスはアレナドを引き留めるのか?
カージナルスの野球運営部門の責任者ジョン・モゼリアックは、ウィンターミーティング中に三塁手ノーラン・アレナドをトレードする意向を明確に示しました。しかし、それから1か月が経過した今でもアレナドはセントルイスに残っており、開幕前に33歳の彼がトレードされる可能性は大幅に低下しているようです。
カージナルスは12月中旬にアレナドをアストロズに送る取引を成立させると思われていましたが、アレナドは完全なトレード拒否権を行使してこの取引を阻止しました。その後、ヒューストンは一塁手クリスチャン・ウォーカーを獲得し、アイザック・パレイデスを正三塁手として固定することになり、アレナド獲得競争から撤退しました。
The Athleticのケイティ・ウー氏の報告によると、「[アレナドの]トレード交渉にほとんど進展はない」とされています。ヤンキースも12月初旬にアレナドに関心を示した少数のチームの一つでしたが、セントルイスの要求を飲むことができず撤退しました。カージナルスはアレナドの残りの契約(3年間、7400万ドル、うち1000万ドルはロッキーズが負担)を動かすために多額の金額を負担することに消極的でした。
ウー氏によれば、複数のリーグ関係者はレッドソックスがアレナドの開幕前トレードの最後のチャンスであると見ています。
MLB.comのジョン・デントン氏によると、アレナドはカージナルスに対しボストンへのトレードを承認する意向を伝えたとのことです。一方で、MassLive.comのクリス・コティーロ氏とショーン・マッカダム氏は、レッドソックスが「アレナドにとって好ましい移籍先、もしくは最も好ましい移籍先」と報告しています。ただし、レッドソックスが三塁手アレナドを獲得することにどれほど関心を持っているかは不明で、同クラブは現在フリーエージェントのアレックス・ブレグマン獲得にも動いています。
引用元:mlb.com