チームを移籍した選手の活躍をランキングで予想

今オフシーズンに、野球界の最大のスターたちが移籍を果たしました。では、その中で、来シーズン、新天地で最も新しいクラブに貢献できる可能性が高いのは誰でしょうか?

以下は、FanGraphsのSteamer予測(2025年のWins Above Replacement、WAR)に基づいて、今オフシーズンにチームを変えた選手たちの中から、予想WAR順にランク付けしたトッププレイヤーです(2025年2月16日時点)。

※注意:このリストには、レンジャーズのネイサン・イオバルディ、ドジャースのテオスカー・ヘルナンデス、メッツのピート・アロンソなど、同じチームと再契約した選手は含まれていません。また、NPB(日本プロ野球)で4シーズンを過ごした後、ドジャースでルーキーシーズンを迎える佐々木朗希も含まれていません。

目次

1. 外野手 フアン・ソト(メッツ):6.4 WAR

ソトは過去4シーズンで平均6.2のFanGraphs WARを記録しており、この予測は彼の過去の実績と一致しています。とはいえ、26歳の外野手ソトは、ヤンキース時代の2024年に41本塁打、.989 OPS、8.1 fWARという成績を残しました。巨大な15年契約(7億6500万ドル)のもと、メッツでの初年度にその数字を達成、あるいは上回る可能性は十分にありますし、たとえそうならなくても、ソトは2025年に新天地で初登板する選手たちの中でWARでトップに立つ有力な候補と言えるでしょう。


2. 外野手 カイル・タッカー(カブス):4.9 WAR

タッカーは2024年に162試合相当で8.7 fWARを記録するペースでしたが、右脛の骨折により実際は78試合に留まりました。2021~23年の成績では、年平均23盗塁、30本塁打、104打点、打率.278 / 出塁率.353 / 長打率.517を記録しており、4.9 WARのシーズンは彼の実績と整合する数字です。今やカブスに移籍したタッカーは、時折シカゴの風が飛球に影響を与えるかもしれませんが、28歳としては素晴らしいシーズンを送る強い可能性があります。


3. 先発投手 ギャレット・クロシェ(レッドソックス):4.8 WAR

146イニングで209奪三振を記録し、プロ先発投手としての初シーズンに華々しく登場したクロシェ。レッドソックスは、シカゴから彼を獲得するために高額な対価を支払っただけの価値が、左腕ならではの空振りを誘う投球にあると期待している。しかし、もし彼がより長いイニングを投げることができれば(2024年は先発1試合平均4.56イニングに留まった)、彼はメジャーリーグで最も価値のある先発投手の一人になる可能性がある。2025年のWAR予測では、MLBの投手の中で、ポール・スキーンズ、ジェイコブ・デグロム、タリク・スクーバルの3人のみがクロシェよりも高いWARを記録すると予測されている。

4. 二塁手/三塁手 アレックス・ブレグマン(レッドソックス):4.0 WAR

アストロズで9シーズンを過ごし、39.7 fWARを記録、2度のオールスター選出、2度のワールドシリーズ制覇を果たした後、ブレグマンはヒューストンを離れ、フリーエージェンシーでレッドソックスと3年1億2000万ドルの契約を締結した。ベテランの彼は、MLBキャリアのほとんどを三塁で務めてきたが、ラファエル・デバースもチームにいるため、ブレグマンの2025年の守備ポジションはまだ決まっていない。どのような守備体制になろうとも、30歳のブレグマンが4-WARの目標を4シーズン連続で達成しようとする中で、彼はボストンのプレーオフ進出の鍵を握る存在になる可能性が高い。

5. 三塁手 アイザック・パレイデス(アストロズ):3.9 WAR

次に紹介するのは、ブレグマンの後を継いでヒューストンの先発三塁手として起用される選手、パレーデス。彼は2024年に3.4 fWARを記録し、レイズ時代にアメリカンリーグのオールスターにも選出された後、カブスにトレードされた。さらに、その前年は31本塁打を記録して4.3 fWARを挙げた。2025年の予測では、タッカーの復帰に向けたヒューストンのプランの重要なピースとしてパレーデスが加わったこともあり、その予測値が押し上げられている。パレーデスの強烈な引っ張り打力は、ダイキンパークでの「クロフォード・ボックス」を見つける際に大いに役立つはずだ。


6. ショート ウィリー・アダメス(ジャイアンツ):3.8 WAR

7年契約でサインしたアダメスは、フリーエージェントで獲得された仲間のマット・チャップマンと共に、サンフランシスコ内野の左側に突然の脅威をもたらしています。ショートストップとして、彼は2024年に32本塁打(そのうちMLB記録に並ぶ13本の3ランホームランを含む)と112打点というキャリア最高の成績を残し、強力な打撃キャンペーンを展開しました。アダメスは2024年に4.8 fWARを記録し、オラクルパークでパワーを発揮できれば再びその水準に近づく可能性がある―それは決して容易な課題ではありません。

7. 先発投手 コービン・バーンズ(ダイヤモンドバックス):3.6 WAR

バーンズのfWARは、2021年のNLサイ・ヤング賞受賞シーズンで7.5に達したこともありましたが、直近2シーズンは奪三振率がエリートから平均レベルに低下した影響で、3〜4 WARのレンジに留まっています。それでも、バーンズは耐久性が高く、ストライクを投げる技術と強打を制限する能力に優れており、先発投手の中では最も安定した基盤を持っていると言えます。たとえ、彼の天井は以前ほど高くなくなっているとしても、砂漠の地で戦うにあたっては、その堅実さが大きな武器となるでしょう。


8. 二塁手 アンドレス・ヒメネス(ブルージェイズ):3.5 WAR

ヒメネスの価値は主にその守備力に支えられている―いや、なんという守備力か。洗練された守備を誇る彼は、2024年にOPSが.638にもかかわらず2.8 fWARを記録した。対して、2022年には打率.297/出塁率.371/長打率.466というスラッシュラインで、6.1 fWARの価値を示した。ヒメネスは再びオールスターのレベルに戻るためには打撃面の向上が求められるが、守備だけでこの予測値に届く可能性も十分にある。

9. 先発投手 ブレイク・スネル(ドジャース):3.4 WAR

スネルは、フリーエージェントとして遅れて契約し、ジャイアンツに加入した後の2024年前半は最適な状態とは言えなかった。2023年のナショナルリーグ サイ・ヤング賞受賞者である彼は、最初の6登板で防御率9.51を記録した。しかし、その後、彼は圧倒的な投球に切り替え、最後の14登板では防御率1.23、114奪三振を80 1/3イニングで記録し、8月2日のレッズ戦では初のノーヒッターを達成した。これは、スネルの2シーズン連続の怪物的な後半の投球であり、ドジャースが彼に5年182百万ドルの契約を結んだ際に期待した内容そのものです。もし彼がこの「9月のような」投球をシーズン通して続けられれば、新天地での先発投手としてWARでトップに躍り出るか、ソトやタッカーと肩を並べる可能性もあります。

10. 先発投手 マックス・フリード(ヤンキース):3.2 WAR

2025年のフリードのWAR予測は3.2とされていますが、2024年に174 1/3イニングで防御率3.25、3.4 fWARを記録した実績とほぼ一致しています。ヤンキースは、8年契約218百万ドルという、左腕投手としては歴史上最大の保証契約でフリードを獲得しており、単に健康で堅実な2025年を送るだけで十分と見なしているでしょう。ゲリット・コール、カルロス・ロドン、ルイス・ヒル、クラーク・シュミットといった強力な先発陣が揃っている中で、フリードが安定した成績を残せれば、チームとしては十分に満足できると考えられます。


11. 一塁手 クリスチャン・ウォーカー(アストロズ):3.1 WAR

ウォーカーは28歳になるまでメジャーで十分な機会を得られず、その遅いスタートとパンデミックで短縮されたシーズンの影響で、2021年の30歳シーズン終了時点までにキャリア通算fWARはわずか4.1に留まりました。しかし、その後、彼は大きなパワーと一流の一塁守備を兼ね備えたことで、3シーズン連続で3-WARの水準に達しています。ウォーカーは現在34歳のシーズンに突入しており、ヒューストンはその能力に十分な信頼を寄せ、彼と3年契約を締結しました。

12T. 先発投手 菊池雄星(エンゼルス):3.0 WAR

菊池は、ブルージェイズからトレードで移籍後、2024年にアストロズで10先発登板し、60イニングで防御率2.70、76奪三振という素晴らしい成績を収めました。ヒューストンでの活躍が評価され、彼はエンゼルスと3年6300万ドルの契約を結ぶ結果となりました。キクチは2024年にキャリア最高の3.5 fWARを記録しており、2025年も再び3-WARの水準に達することが予測されています。

12T. 二塁手 グレイバー・トーレス(タイガース):3.0 WAR

トーレスはヤンキースで1.7 fWARという残念なシーズンを送ったものの、まだ28歳です。タイガースは彼と1年1500万ドルの契約を結びました。もしトーレスが予測通りに巻き返せば、プレーオフ進出にもかかわらずメジャーOBPランキング29位に終わったデトロイトにとっては大変お買い得な契約となるでしょう。2024年シーズンにおいても、トーレスはキャリア通りの.330の出塁率を記録し、リーグ平均を大きく上回る成績を示しました。


14. 一塁手/外野手 コディ・ベリンジャー、ヤンキース:2.8 WAR

ベリンジャーの将来の予測は、ここ数年容易なものではありませんでした。彼は2019年のMVP受賞シーズンには最高7.9 fWARを記録した一方、わずか2年後には-1.0にまで落ち込むなど、毎年その価値が大きく変動しています。つまり、この予測は慎重に受け止める必要がありますが、29歳でキューブスからのトレード後にブロンクスの新天地に定着すれば、再び好調な状態に戻る可能性は十分にあるので驚かないでください。

15. 外野手 アンソニー・サンタンデール、ブルージェイズ:2.7 WAR

昨シーズン、オリオールズで44本塁打を記録しメジャーで3位にランクインしたサンタンデールは、5年総額9250万ドルの契約でブルージェイズに加入し、2025年の打線にそのパワフルなバットを加える予定です。サンタンデールは、打率生涯出塁率が.307とまずまずですが、守備面がやや劣るためWARの伸びしろに限界があるかもしれません。それでも、トロントにとっては貴重な補強になる可能性があります。Steamerの予測では、彼はチーム最多本塁打(34本)で並び、ウラジミール・ゲレーロJr.に次ぐwRC+122で2位にランクされる見込みです。


16. 先発投手 ジャック・フラハティ(タイガース):2.5 WAR

フラハティは、2年連続でフリーエージェントとなり、今回もタイガースと2年契約(3500万ドル、2025年以降オプトアウト可能)の契約に至りました。右投手のフラハティは、2024年にデトロイトでキャリアを再生し、106 2/3イニングで防御率2.95、K/BB比7.0(奪三振133、四球19)を記録し、その後トレード期限前にドジャースに移籍しました。両チームで28先発登板を通じて、合計3.2 fWARを記録しており、デトロイトに復帰した際には予測値を上回る可能性が十分にあるでしょう。

17T. 内野手/三塁手 キム・ハソン(レイズ):2.3 WAR

守備において特に高い評価を受けるバランスの良い選手であるキムは、2022年と2023年に3 fWARの基準を超える成績を残し、昨年も同様のペースで成績を上げる勢いでしたが、8月中旬にシーズン終了を余儀なくする右肩の負傷を負いました。現在、パドレスで4シーズンを経た後、レイズに移籍したキムは、肩の手術からの回復中のため、開幕戦には出場できない見込みですが、29歳の彼は4月下旬までに復帰することを期待されており、それにより予測値以上のパフォーマンスを発揮できる可能性があります。

17T. 先発投手 ニック・ピヴェッタ(パドレス):2.3 WAR

ピヴェッタは、これまでシーズンで4.00未満の防御率を記録したり、2.8以上のfWARを上げたことはありませんが、周辺の統計からは、彼に未開拓の潜在能力があることが示唆されています。これは、パドレスが彼を4年契約5500万ドルで獲得した大きな理由のひとつです。レッドソックス在籍時、ピヴェッタは過去2シーズンに、250イニング以上を投げた投手の中で、奪三振率と四球率の差が22.8ポイントと、上位5位に入る数値を記録しました。また、2024年は、奪三振、四球、被打球の質に基づく予想防御率が3.51でシーズンを終えました。


17T. 先発投手 ブレイディ・シンガー、レッズ:2.3 WAR

シンガーは2023年の厳しいシーズンから立ち直り、防御率を5.52から3.71に改善、2024年は2.5 fWARの成績を残しました。ホームゲームが打者球場同士を移ることは大きなプラスにはならないかもしれませんが、2018年の1巡目指名の彼は、レッズでの初年度に堅実な先発投手として活躍することが期待されています。

20. 二塁手 ジョナサン・インディア、ロイヤルズ:2.2 WAR

シンガーとほぼ同水準の成績が予測されるのは、彼がトレードで獲得された選手(外野手ジョーイ・ウィーマーとともに)であるインディアです。インディアは2021年の新人王受賞シーズンに3.4 fWARを記録しましたが、その後はそのレベルに届いていません。しかし、2024年の成績は前シーズン2年分よりも改善されました。ピッチを追わず、四球を大切にする彼の打席規律は、カンザスシティでボビー・ウィットJr.との堅実なダブルプレーコンビを築くのに貢献するでしょう。

21. 先発投手 ヘスス・ルザルド、フィリーズ:2.1 WAR

ルザルドは2023年、マリンツ在籍時に完全な健康状態で3.8 fWARを記録し、その実力を示しました。しかし、27歳の彼が100⅓イニング以上投げたのはそのシーズンだけです。昨年は左投手である彼が左下背部のストレス反応により先発が12試合に限定され、ベストな状態ではありませんでした。しかし、フィラデルフィアにトレードされた後、ルザルドは再び100%の状態に戻ったと語っており、その場合、彼の才能を活かして予測値を大きく上回る可能性があります。

22T. 一塁手 ポール・ゴールドシュミット、ヤンキース:2.0 WAR

ゴールドシュミットは2022年、ナショナルリーグMVPに迫る6.8 fWARを記録したものの、2023年には3.4 WARに落ち込み、昨年はカージナルスで154試合中100 wRC+、1.1 WARという結果に終わりました。Steamerは37歳のゴールドシュミットが堅実に反発し、2025年には116 wRC+と2.0 WARを記録すると予測しており、これは2024年にヤンキースの一塁手が76 wRC+と-0.9 WARに終わったことを考えれば、非常に歓迎すべき結果です。

22T. 先発投手 クレイ・ホルムズ、メッツ:2.0 WAR

ホルムズは、ヤンキースからメッツへの移籍だけでなく、ブルペンから先発ローテーションへの転向も果たしました。そのため、彼の将来の成績予測は他の選手よりも難しいですが、Steamerはこの役割変更が成功すると見込み、ホームズは151イニングで防御率3.53を記録すると予測しています。


22T. 一塁手 ジョシュ・ネイラー(ダイヤモンドバックス):2.0 WAR

アリゾナは、ガーディアンズとのトレードでウォーカーの後継選手としてネイラーを獲得し、彼がフリーエージェンシーに到達する前のクラブコントロール最終シーズンを迎える前に確保しました。ネイラーは、ウォーカーほどの守備の魔術師ではありませんが、打撃面では3シーズン連続で平均以上の成績を残し、合計で121 wRC+と6.8 fWARを生み出しています。

22T. 先発投手 マックス・シェルザー(ブルージェイズ):2.0 WAR

2024年シーズンは、シェルザーにとって散々な一年となりました。オフシーズンに背中の手術を受け、さらに年間を通じて追加の怪我に見舞われ、結果的にレンジャーズではわずか43 1/3イニングしか投げられませんでした。最終的な成績は、防御率3.95、三振率22.6%と、2011年以来の最低成績となりました。今月初めにブルージェイズと1年契約1,550万ドルで契約した3度のサイ・ヤング賞受賞者である彼を過小評価するべきではありませんが、40歳シーズンに突入するにあたり、予測するのは難しい選手です。

上位25にランクインできなかった選手

先発投手 ネスター・コルテス(ブリュワーズ):1.9 WAR
コルテスは、過去3シーズンのうち2シーズン、ヤンキース時代に3 WAR以上を記録しており、デヴィン・ウィリアムズを巡るトレードでニューヨークからミルウォーキーへ移籍後も、再びそのレベルに達する機会が十分に与えられるでしょう。

外野手 ジュリクソン・プロファー(ブレーブス):1.9 WAR
11シーズンのメジャーキャリアを持つプロファーは、2024年にパドレスで本塁打(24本)、打率(.280)、OPS(.839)、wRC+(139)、WAR(4.3)とキャリア最高の成績を記録し、予想外のブレイクアウトを果たしました。この結果、彼はフリーエージェンシーでブレーブスと3年4,200万ドルの契約に結びつきました。プロファーのSteamer予測は比較的控えめですが、31歳の彼が2025年もそのパフォーマンスを維持することに、アトランタは大きな期待を寄せています。

先発投手 ジェフリー・スプリングス(アスレチックス):1.9 WAR
トミー・ジョン手術により、スプリングスは2023-24シーズン中に先発登板が10試合に限定されました。しかし、2022年以降、レイズが彼をブルペンからローテーションに早期移行させた結果、184 1/3イニングで防御率2.44を記録する実績を残しています。もし、スプリングスが健康を維持し、アスレチックスにトレードされた後もその成績に近い状態を保てれば、予測値を大きく上回る可能性があります。

外野手 タイラー・オニール(オリオールズ):1.8 WAR
オニールは2024年にレッドソックスで復調し、ボルチモアで再編された左翼の壁の恩恵を受けることが期待されています。この予測は、オニールが健康を維持できればさらに高くなる可能性があるが、昨シーズンは3回のIL入りも経験しています。それでも、オニールは2021年にカージナルスで5.3 fWARを記録した実績があり、将来的な上昇が見込まれます。


DH ジョック・ペデュアー(レンジャーズ):1.8 WAR
打撃パフォーマンスだけなら、ペデュアー(予測wRC+130)の数値はもっと高くなるはずです。レート面では、2024年に彼は野球界トップクラスの打者の一人でした。

先発投手 ルイス・セベリーノ(アスレチックス):1.6 WAR
アスレチックス史上最大の保証契約は、今やセベリーノのものです。彼はクラブの先発ローテーションに加わるために、3年6700万ドルの契約を結びました。セベリーノは2024年、メッツの先発ローテーションの一角として31登板し、防御率3.91を記録しましたが、これは2023年にヤンキース時代に防御率6.65という苦い成績を残した後のことです。もし彼の好調なバージョンが再び現れれば、WAR予測を確実に満たすでしょう。

先発投手 ウォーカー・ビューラー(レッドソックス):1.4 WAR
ビューラーは、2023年には怪我のため投球機会がなく、2024年にはWARがマイナスになりました。それにもかかわらず、1.4という予測は非常に印象的で、彼の天井は今なお高いままです。

先発投手 ジャスティン・バーランダー(ジャイアンツ):1.4 WAR
バーランダーの控えめなWAR予測は、2025年に42歳となる彼に関する疑問を反映しています。2024年、バーランダーはアストロズ時代に90 1/3イニングを投げ、防御率5.48、0.7 fWARという成績に終わりました。

リリーフ投手 タナー・スコット(ドジャース):0.8 WAR
タナー・スコットは、2023年に2.8 WAR、2024年に1.6 WARを記録した実績を踏まえ、この予測は保守的な数字となっています。ドジャースと4年7200万ドルの契約を結んだことから、彼がチームのブルペンにとってどれだけ価値があるかは明らかです。


リリーフ投手 デヴィン・ウィリアムズ(ヤンキース):0.6 WAR
WARはリリーフ投手の価値を正確に反映する指標ではないため、スコットの場合と同様、ウィリアムズの予測は2025年に実際に与える影響を過小評価しています。
ゲーム界のエリートクローザーの一人であるウィリアムズは、2020年のルーキーシーズン以来、すべての投手の中で勝利確率付加値(WPA)でトップに立っています。

セオ・デロサ:MLB.comレポーター
アンドリュー・サイモン:MLB.com編集者兼ライター
引用元:mlb.com

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