グレンデール(アリゾナ州)— ドジャースにとってまた一つの注目すべきスプリングデビューが控えている。佐々木朗希が来週火曜日の夜、レッズ戦でカクタスリーグ初登板を果たす予定だと、デーブ・ロバーツ監督が発表した。
佐々木はこの試合で先発はせず、山本由伸の登板後にリリーフとして登場する予定だ。山本は約4イニングを投げる見込みで、佐々木は決められたタイミングで登板し、最低でも3イニング、多ければ4イニングを投げる可能性があるとロバーツ監督は語った。
山本と佐々木は、来月日本で開催される東京シリーズ(3月18日~19日)でカブスを相手にシーズン開幕戦を迎える予定だ。山本が開幕戦を任される可能性が高く、佐々木は第2戦で先発するとみられている。
火曜日の登板は、二人が渡日前にカクタスリーグであと一度ずつ登板するスケジュールに沿ったものとなる。ドジャースは3月11日のスプリングトレーニング最終戦の後、東京へ向かう予定だ。
佐々木朗希は今オフシーズン、千葉ロッテマリーンズからポスティングされ、ドジャースと契約する道を選んだ。マリーンズでの4シーズンで通算29勝15敗、防御率2.10、505奪三振を記録し、投球回数は394回2/3だった。
23歳の右腕は、ドジャースのキャンプでも大きな注目を集めており、ブルペンセッションやライブBPには、メディア、チームメート、ファンが詰めかけるほどの人気を誇っている。そして、今回の登板では、日本から渡米して以来、初めて実戦形式の環境で投げる姿を世界に披露することとなる。
ソニア・チェン:MLB.comドジャース担当
引用元:mlb.com