ニューヨーク — フランシスコ・リンドーアに必要だったのは、ほんの“きっかけ”だけだった。
リンドーアは金曜、シティ・フィールドでのカージナルス戦で9回先頭打者として打席に立つと、クイーンズでは自身初となるサヨナラ本塁打(通算250本塁打)を放ち、メッツに5-4の勝利をもたらした。
試合後半はまさにシーソーゲームだった。カージナルスが6回表に勝ち越すと、その裏にマーク・ビエントスが先頭打者本塁打で同点に。8回にはルイス・トレンスのタイムリーツーベースでメッツがリードを奪うも、9回表にはブレンダン・ドノバンが先頭打者本塁打を放ち、再び同点に追いつかれた。
そして迎えた9回裏、リンドーアの劇的なサヨナラ劇が幕を開けた。ライアン・フェルナンデスの1ボール1ストライクからのカッターを引っ張り、右翼コカ・コーラ・コーナーに運ぶサヨナラ本塁打。メッツファンにとって忘れられない一撃となった。
アンソニー・ディコモ:MLB.comメッツ担当
引用元:mlb.com
目次